包絡円の描き方
次の玉型を例に、包絡円の描き方を説明します。
まず、要素・直線・二点間で最長距離を求めます。(参考)
ピックする位置によっては、間違った結果が得られるので注意してください。
直線を直径とする円を描きます(要素・円・外周円にて通過点3を省略)
ここで、円の中に曲線がすべて入っていれば、この円が求める包絡円になります。
この場合、X印の所が僅かですが、はみ出していますので、求まった円は、UNDOで削除します。
3点で接する場合のようなので、要素・円・接円3にて円を描画します。
ピック点は、直線の両端とはみ出した部分辺りが良いでしょう。
うまく、包絡円が描けました。
念のため、反対側をピックし、要素・円・接円3にて接円が描けるか試してみます。
描くことは出来ましたが、半径が少し大きいようです。
接円が2つ定義できる場合ですが、半径が小さき先ほどの円が包絡円となります。
この説明で使用した、玉型をダウンロードできるようにしておきます。
玉型によっては、ピック位置が不適切ですとエラーが出て接円が求まりません、ご注意ください。